
おはようございます。
人生において、学問や事業などで大きな成果を上げて、地位や名誉を得たり、財産を築いたりすれば、人は幸福になれるのでしょうか。事業で大成功を収め、莫大な財産を築いた人が、後に高慢になり、家族や周囲の人間関係にゆがみが生じたり、無理をして健康を害したりすれば、幸福とはいえません。幸福を保つためには、地位や名誉を得るほど、品性を高める必要があります。
社内では、
「品性は、小さな善を積み、誰に対しても接し方を変えず、偉くなるほどに偉ぶらず謙虚であることだと思います。難しいですが、それができると幸福な気持ちで過ごせる気がします」
「人は充実感を味わうと幸福に感じます。幸福の捉え方は人それぞれですが、他人から必要だと求められると幸福に感じるので、その努力を続けていこうと思います」
「成功者の例もわかりやすいですが、これから目標に対して向かっている人にも品性は重要です。目標があってこそ努力できますが、その過程でも品性を高めながら、他人を思いやって、無理をし過ぎずに頑張っていきたいです」
という意見が出ました。
品性とは、道徳的基準や道徳的価値という面から見た、人の性格や性質のことです。人間の持つさまざまな力の中心にあって、それらを有効に働かせるもので、人間にとって最も大切なものです。私欲や傲慢さを捨て、人や自然の恩に報い、周囲の人の愛情を受け入れる広く柔らかな心をもって働きましょう。そうすれば、品性は磨かれ、周囲の信頼も得られるはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」
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