本日の朝礼は「温もりをありがとう」です。

2016年12月2日(金)

おはようございます。

バス通勤をするEさんが、駅前でバスを待っていると、いつもは発車時刻の5分前に来るバスが、10分前に来たのです。運転手に、いつもより早いことを尋ねると、「寒くなると、外で待つのがつらいでしょうから、いつもより早く車庫を出るようにしています。そうすれば少しでも長くバスの中で待ってもらえるでしょう」と答えました。

社内では、

「私は、寒いという人にはカイロを渡したり、残業中に飴をおすそ分けしたりして、ほっとしてもらえるようなことをしています。人を思いやって行動することは容易ではありませんが、これからもできる範囲のことからしていきます」

「私もバスに乗りますが、運転手さんによって行動は異なります。しかし、早く来てくれたり、出発を待ってくれたりする運転手さんに出会うと、一日を良い気分で過ごせます。すると、出勤してからも人のために何かしようと思えます。良いことは広がっていくのです」

「いつも、してもらうことばかり考えてしまいますが、これを読んで、自分は誰かに何かしているかを考えさせられました。すぐには浮かびませんでしたが、同僚が『毎朝ごみ捨てをしてくれているので感謝している』と言ってくれたので、これからも、もっと人のために何かをしていこうと思います」

という意見が出ました。

バスを待っているとき、冬は寒さが体にこたえます。そのようなとき、少しでも早く来てくれてバスの中で待てると助かります。運転手さん個人の裁量かもしれませんが、自分に置き換えると、お客さまを思いやることができる人間であるべきだと思います。相手の立場に立てば、何をすべきか自ずとわかります。いつもその気持ちを忘れないようにしましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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