
おはようございます。
談話室で、女性社員たちが理想の上司について語っていました。「いつでも相談でき、相手によって態度を変えない、決断力がある人」が彼女たちの理想像です。それを聞いた入社3年目のBさんは、経理部のT部長を思い浮かべました。T部長は頼りがいがあり、上司や部下に対しても分け隔てなく接する、決断力のある人です。Bさんは、T部長のような上司を目指そうと決心しました。
社内では、
「人には、さまざまな上司に対する理想像があります。私の理想は、どのようなときでも相談に乗ってくれる人です。いつか上司になるときのために、何でも相談に乗ってあげられる人になれるよう、日頃から努力しています」
「人は、上司に対して多くを求めがちです。しかし、そのようなときこそ、自分はできているか反省することが大切です。理想を求める前に、求める理想像に近づけるように、幅広い視野を持って、さまざまなことに対処していきたいと思います」
「私は、決断力が乏しいと自覚しています。現在、グループリーダーを任されていますが、メンバーから出るさまざまな意見を吟味し、最善の結論を出せるよう、小さな案件でも真剣に取り組んでいます。さらに上の役職に就いたときにも役立つと信じ、日々、決断力を養っています」
という意見が出ました。
人は、上司にさまざまな理想を求めます。なかでも、部下の要望に的確に応えられる、頼りがいのある姿を求める人は多いのではないでしょうか。部下が仕事で失敗をしたり、うまくいかなかったりしたとき、相談に乗るのが上司の役目です。自身の現状を省みながら、人望の厚い上司を目指して努力しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」