
おはようございます。
24時間営業の立ち食いそば店「名代 富士そば」の創業者であり、会長を務める丹道夫さんは、事業を拡大する過程で、社員に大幅な権限を与える経営方針をとってきました。丹さんは、「もうけるとは、人を信じることから始まる」と述べています。
社内では、
「社員や部下に責任や権限を与えることは、勇気のいることです。そのためには、日頃からよくコミュニケーションを図り、相手のことを知って、信頼関係を築くことが大切です。これからは、後輩指導に生かしていきたいです」
「経営者は、会社の経営とともに、社員を信頼して仕事を任せる責務があります。その思いに報いるためにも、社員は与えられた責任をよく認識し、じゅうぶんに自分の能力を発揮しなければならないと思い直しました」
「1人の能力には限界があるため、権限委譲することは大切なことです。しかし、社員や部下に任せられる能力がなければいけません。やはり、日頃からの人材教育が重要であると思います。部下の性格や行動などを観察して、どのような業務に適しているか判断していくつもりです」
という意見が出ました。
丹さんは、経営を成り立たせ、儲けるためには「社員を信じて任せる」ことが大切だといいます。権限移譲は、勇気のいる方法ですが、企業が成長するために必要な鍵の1つといえるでしょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」