本日の朝礼は「水を運ぶ」です。

2016年6月30日(木)

おはようございます。

元サッカー日本代表の監督を務めたイビチャ・オシムさんは、役割分担の必要性を訴えています。彼が重要視するのは、「水を運ぶ」選手です。守備に徹して相手のボールを奪い、得点できる選手にボールを渡す役割を持ちます。水を運ぶ人は、スポットライトを浴びる機会が少ないですが、チームにはなくてはならない存在です。

社内では、

「会社の仕事でも、『縁の下の力持ち』の存在がとても重要です。どんな仕事も、組織を支えるために大事な役割を持っていることを、あらためて意識しました」

「仕事で与えられた役割以外にも、自分が仲間のためにできることはないか、いつも考えて実行するようにしています。例えば笑顔と挨拶で雰囲気を明るくする、ねぎらいの言葉を掛ける、などのことです」

「自分の仕事も、組織のために『水を運ぶ』仕事だと思います。みんなが水を飲むために、頑張っているのだと思うと、これまで以上にやる気が涌いてきました」

という意見が出ました。

あなたが仕事をするうえで「誰でもできるような仕事をしていてつまらない」とか、「自分は会社からあまり評価されていない」と感じているなら、それは違います。

たとえ地味な作業であっても、それを見ている人は必ずいます。会社が機能的に動くためには、一人一人の力が必要不可欠です。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。