おはようございます。
Kさんは、水道部品メーカーに入社しました。志望した営業部へ配属されましたが、その後の研修で、部品取り付けの作業訓練を受けます。一見、営業とは無関係な作業に思えましたが、営業で実践すると大いに役立ち、営業成績も伸びていきました。
社内では、
「友人は新入社員のころ、全ての部署を回り、さまざまな業務を経験したそうです。そのため、自分の仕事の幅が広がったといいます。経験が重要だということを学びました」
「さまざまな知識を知っていると、お客さまとの商談でも説明しやすく、また相手の要望も聞き出しやすいです。そのため、後輩にも、何事も経験しておくように指導しています」
「私は仕事に直接関係のないことでも、いつも情報を得るようにしています。すると社外の人との会話などで、思いがけず役に立ったりします。この習慣は続けていきたいと思います」
という意見が出ました。
新入社員は、早く大きな仕事や会社の役に立つ仕事をしたいと思いがちです。しかし、上司や先輩も地道な努力をし、知識や技術を蓄積して今に至っています。回り道と思える作業も、後に役に立つことがたくさんあります。興味がないからといって敬遠せず、じっくり腰をすえて、目標に向かって努力していきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」