本日の朝礼は「回り道が近道」です。

2016年6月16日(木)

おはようございます。

Kさんは、水道部品メーカーに入社しました。志望した営業部へ配属されましたが、その後の研修で、部品取り付けの作業訓練を受けます。一見、営業とは無関係な作業に思えましたが、営業で実践すると大いに役立ち、営業成績も伸びていきました。
 
社内では、

「友人は新入社員のころ、全ての部署を回り、さまざまな業務を経験したそうです。そのため、自分の仕事の幅が広がったといいます。経験が重要だということを学びました」

「さまざまな知識を知っていると、お客さまとの商談でも説明しやすく、また相手の要望も聞き出しやすいです。そのため、後輩にも、何事も経験しておくように指導しています」

「私は仕事に直接関係のないことでも、いつも情報を得るようにしています。すると社外の人との会話などで、思いがけず役に立ったりします。この習慣は続けていきたいと思います」

という意見が出ました。

新入社員は、早く大きな仕事や会社の役に立つ仕事をしたいと思いがちです。しかし、上司や先輩も地道な努力をし、知識や技術を蓄積して今に至っています。回り道と思える作業も、後に役に立つことがたくさんあります。興味がないからといって敬遠せず、じっくり腰をすえて、目標に向かって努力していきましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。