本日の朝礼は「思いを寝かせる」です。

2016年6月10日(金)

おはようございます。

「言いたいことは明日言え」という諺があります。たとえ言いたいことがあっても、その場ですぐに言わず、じっくり考えてから言いなさい、という意味です。
 
社内では、

「感情的になり思ったことを口にしてしまって、相手を傷つけた経験があります。そのため、『カッとしたら3秒数える』ことを心掛けています。頭に血が上ったときほど、冷静になることが大切だとあらためて思いました」

「自分の意見を正しく伝えようと思っても、慌ててしまい、うまく伝えられないことがあります。そんなときは、一晩かけて意見を整理するようにしています。そうすると、相手に伝わりやすくなります」

「私は思ったことを言わず、寝かせて、そのまま忘れるほうです。カッとしたときは、別の発散方法で気持ちを落ち着かせるようにしています」

という意見が出ました。

「短気は損気」や英語の「言う前に二度考えよ」という諺があるように、昔も思ったことや感じたことを感情にまかせてしゃべり、後悔した人が多かったのだと思います。先人もそうして戒めてきたのです。冷静になり、熟考したうえで発した言葉は、必ず相手に届くはずです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

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