
おはようございます。
菓子の製造・販売メーカーの営業部で働くM課長は、有言実行の人として、上司や部下、また取引先のお客さまから信頼を得ています。部下が失敗したときは、失敗した原因を説明させた後、真心を込めて対処する、心遣いのある人でもあるのです。
社内では、
「口に出したことを実行するのは、難しいことです。しかし、口に出すということは覚悟することなので、それを実行している人は信頼されます。私も有言実行を心掛けて仕事をしていきます」
「人は不完全ですので、必ずしも言ったことが実行できるとは限りません。できなかったときは、反省し、なぜできなかったのかを考えるとともに、今後はできるように努力することが重要です」
「課長職よりもさらに上の役職になると、指図をしたり失敗を叱責したりするだけになってしまうこともあります。そこに、相手を思いやる気持ちがあれば、指図や叱責をされた部下も納得できると思います。それも心遣いのある言行の1つだと思います」
という意見が出ました。
身口意(しんくい)一致という言葉があります。言行が一致していても、内心では嫌々行っていたり、見栄を張るためにしていたりしては、心遣いがなく、真心がこもっていません。言行と心遣いが一致してこそ、自分の行動や発言に責任を果たそうという意志が生まれるのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」