
おはようございます。
NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主人公あさは、炭鉱経営という新しい事業に着手し、経営を軌道に乗せました。そこで得た商売の秘訣を、惜しむことなく他の商人たちにアドバイスしたのです。知識や知恵を周りに分け与えていくうちに、多くの商人の支持を得るようになり、女性実業家として大きな成功を収めたのです。
社内では、
「誰かにアドバイスを与えることで、知識にいっそう磨きがかかることが多いです。相手のためだけでなく、自分のためにも、知識や知恵を分け与えていこうと思います」
「自分が得た知識はできるだけ職場で共有する努力をしています。それにより、全員のレベルが上がり、より良い成果を上げることができるのです」
「独自のアイデアやノウハウなどは、外に出すのがためらわれるものですが、広めることで、業界全体の利益になることもあります。自社の利益だけを考えず、知識や知恵を分け与えることが大切だと思いました」
という意見が出ました。
苦労して得たものは、誰しも自分の宝としたいものです。しかし、しまい込んだままではその輝きは失われかねません。知識や知恵を求めている人に分け与え、助言することで、人の力になれるうえ、大きな信頼も得られるのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」