
おはようございます。
2015年11月中旬から、札幌市営地下鉄の駅などに掲示された、2枚1組のポスターが話題となりました。
「オトナなのにマナーも守れないの?」というフレーズの横に、子どもが乗車しようと並んでいる列に、サラリーマンふうの男性が割り込んでいる様子が描かれています。もう一枚の「それでもオトナですか?」には、車内でしゃべる女性や、足を組んで新聞を広げている男性などが描かれています。いずれも迷惑行為をしているのは大人ばかりです。
これは地元の高校生が作成したポスターです。
実際に公共の交通機関などを見ると、マナーの悪い大人が意外と多いことに気づきます。今一度、自分の日頃の行動を振り返ってみましょう。
社内では、
「マナーの良し悪しは、大人や子どもに関係なく、人によると思います。正しい教育を受けている人は、やはりマナーもきちんと守っているはずです。マナーが守れない大人は、子どもを正しく育てられないと思うため、反面教師にならないよう、日頃からマナーを守るようにしようとあらためて思いました」
「最近は自分のことしか考えない人が増えている気がします。昔は世間の目が厳しく、恥ずかしい行動を取ると、うわさになりましたが、今はそれほど厳しく見られることもなくなったため、自分を律することを知らない人が増えたのだと思います。個人の自由が認められる現代だからこそ、『恥』の精神を持つことが大事だと思います」
「毎朝、『月刊朝礼』を使って朝礼を行っていることもあり、日頃からマナーを守ろうという意識が高いです。電車の中では、リュックを網棚に置いたり、音楽プレーヤーの音量を下げたりしています。どれもあたりまえのことですが、できていない人が多いのも事実です。一人一人が実践してこそ、よいマナーは広がりますので、これからも続けていきたいです」
という意見が出ました。
公共の場では、子どもや学生の振る舞いに注目されがちですが、マナーが悪い大人がたくさんいるのも事実です。大人は、いつも若い人の手本となる存在でなければなりません。あなたは恥ずかしくない行動をしているでしょうか。責任ある大人として、模範となる行動を心掛け、社会のマナー向上に努めましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」