本日の朝礼は「自転車に心の免許」です。

2016年1月27日(水)

おはようございます。

道路交通法の改正により、自転車の交通ルール違反の罰則が強化されて、半年が過ぎました。自転車は免許がいらず、子どもから高齢者まで誰でも乗ることができるため、より一層ルールを守ることが大切になってきます。

「自転車は原則、車道を走る」というルールを知らない人も多いようです。自転車事故の発生原因は、安全の不確認や信号無視など、運転者が交通ルールを守らないことによるものが多く、自転車と歩行者、自転車同士の事故によって死に至るものが増えています。

自転車事故をなくすためには、交通ルールを守り、運転者の安全運転に対する意識を向上させることが不可欠です。

社内では、

「テレビで、自転車の危険運転をしている人を特集していました。車道を横切ったり、スマホを見ながら運転したりしている人が多いです。警察官が注意しても聞かない人までいました。自転車に乗る人の安全運転に対する意識の低さから、事故は発生しています。周囲の状況に気を付けることが必要です」

「営業で自転車に乗る機会が多いですが、これくらいなら大丈夫だろうという気持ちで、歩道を走ったり、傘をさしたり、してしまうことがあります。これからは、些細なことであっても、交通ルールを守るようにします。問題なのは、運転者の意識です。ルールを守る人は、自転車だけでなく、自動車に乗っても守るはずです。一人一人が交通ルールを守り、安全運転に対する意識を向上させることが不可欠です」

「運転に自信があり、急いでいる人に、自転車の交通ルールを守らない人が多い気がします。スピードが出た自転車にぶつかると、自動車と衝突したときのような衝撃がありますので、侮ってはいけません。そのことを自覚し、便利だけれども恐いものという意識で、心に余裕を持って行動することを心掛けなければいけません」

という意見が出ました。

違反切符の対象となる「危険運転14項目」は、主として信号無視や飲酒運転、その他に安全運転義務違反などがあります。安全運転義務とは、運転者がハンドルやブレーキなどを確実に操作し、他人に危害を及ぼさない速度と方法で運転するということです。具体的には、スマホを見たり傘をさしたりして、片手で運転しないことなどを表します。

守って当然のことばかりですが、できていない人も多いのも事実です。自分の運転を振り返り、運転マナーを向上していきましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

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