本日の朝礼は「和の国の恵み」です。

2016年1月8日(金)

おはようございます。

平成25年12月に「和食」が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

和食の食文化が自然を尊重する日本人の心を表現したもので、伝統的な社会慣習として世代を超えて受け継がれている、という評価を得たのです。

和食には4つの特徴があります。

1つ目は、多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、2つ目は健康的な食生活を支える栄養バランス、3つ目は、自然の美しさや季節感の表現、4つ目は、正月などの年中行事との密接な関わりです。

自然の恵みを尊ぶ日本の食文化を大切にしましょう。

社内では、

「幼いころから食べてきた和食が無形文化遺産として世界でも認められ、日本人としてとても誇らしいです。和食の素晴らしいところは、ただ食べるだけでなく、あらゆる文化につながっているところだと思います。たとえば美しい器の文化や、食事作法の文化などです。和食という遺産を未来に遺すために、もっと和食について学び、伝統を受け継いでいきたいと思いました」

「普段は食事に関心がなく、外食やコンビニの弁当などで済ませてしまうことが多いです。身近にこんな素晴らしい食文化があるのに、あまり触れてこなかったことをあらためて反省しました。これからは心や体の健康のためにも、和食を毎日の食事に取り入れていきたいです」

「この話を聞いて、実家の母親が作るおせち料理を思い出しました。母は、結婚前に祖母から教わったそうです。昔作り方を教えてもらったことがあるのですが『手間がかかるから』と覚えなかった料理もいくつかあります。次に帰省した際には、あらためて母に、おせち料理の作り方を教えてもらおうと思いました」

という意見が出ました。

南北に長い国土を持つ日本では、各地域に根ざした多様な食材が用いられ、素材を活かす調理器具や技術が発達しました。美しい盛り付けや、季節ごとの行事で食べるごちそうも、四季のある日本ならではの文化だといえます。また、バランスよく栄養を取ることができる一汁三菜というスタイルも、先人たちの知恵が生かされています。

このように、「和食」は日本が長い時間をかけ生み出してきた素晴らしい文化です。 ファストフードやインスタント食品など、便利で安価な食事があふれる現代だからこそ、和食のよさをあらためて学びたいものです。

心や体を満たしてくれる日本の食文化に感謝し、和食に親しむ機会を増やしましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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