
おはようございます。
みなさんは「Osaka Great Santa Run」を知っていますか。サンタクロースの衣装を身に付けてランニングすることで、収益の一部が病気と闘う子供たちへのクリスマスプレゼントになるチャリティイベントです。プレゼントは、大阪府下を中心とした病院の子どもたちに、クリスマス会に合わせて届けられます。2014年の参加者は、1万人を超えました。
代表発起人の矢野舞さんは、Santa Runに英国エジンバラで出会いました。さまざまな世代の人が気軽に参加でき、参加すること自体が楽しい活動に衝撃を受け、日本でも開催したいと思ったのがきっかけでした。
会場にいるサンタが、格好だけでなく、「誰かのためのサンタなんだ」という思いを持ちながら参加するため、優しい気持ちが生まれます。参加者だけでなく、開催地も増え、優しさの輪が広がっています。
社内では、
「参加した本人が楽しめるうえに、ボランティアができるという仕組みが素晴らしいと思います。参加費も何に使われるのかが明確であるため、自分の行動がチャリティに直結している実感が生まれます。だからこそ、このイベントは長続きすると感じました。ぜひ、これからもずっと続けて欲しいです」
「私は、このようなイベントがあることを知りませんでした。昨年の参加者は、1万人を超えたということなので、もっと知られてもよいのではないかと思います。自分が行動することで、誰かが笑顔になり、それがまた喜びとして自分に返ってくるということは、本当に素敵なことだと感じました。来年は、友人にも声をかけて参加し、多くの子どもたちにプレゼントが届くお手伝いをしたいです」
「私も以前、チャリティイベントに主催者という立場で参加しましたが、さまざまな手配などがあり、とても大変でした。Osaka Great Santa Runの発起人と主催者の方々の苦労もよくわかります。しかし、イベントを終え、達成したときの気持ちは、取り組んだ人にしかわからないすがすがしさがあります。子どもたちの笑顔は、その苦労を忘れさせてくれる力があるに違いありません。私もまた、チャリティイベントに参加したいという気持ちになりました」
という意見が出ました。
Osaka Great Santa Runのホームページでは、プレゼントをもらった子どもの笑顔の動画が見られます。イベントに関わった全ての人が満足するということは、参加人数が増え、規模が大きくなればなるほど難しいですが、だからこそ初心の「楽しく・わかりやすく・みんなに優しく」という想いを大事にして、少しでも多くの子どもたちにプレゼントを届け、継続開催できるよう努めていきたい、と主催者は述べています。
Osaka Great Santa Runに限らず、私たちにもできるボランティアがきっとあるはずです。小さなことでも、まずは始めてみることが大切です。今年のSanta Runのプレゼントは、もう子供たちに届いているでしょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」