本日の朝礼は「人の温もり」です。

2015年11月27日(金)

おはようございます。

今やインターネットは、生活に欠かせない道具です。知りたい情報を瞬時に調べられる便利なものですが、一方で、人とのコミュニケーションが希薄になるという弊害もあります。

ディスプレイに向かって座り、黙々とマウスをクリックするだけで、長い間、人と会話をせずに過ごすことはありませんか。そのような時間が増えると、孤独な気持ちに陥りやすいものです。

そのようなときこそ、人の温もりを感じる行動をとってみましょう。友だちや家族と会って話をしたり、地域のボランティアに参加したりして、人との交友を深めるのです。たとえ忙しい時代を生きているとしても、心豊かに過ごせる時間をつくることは重要です。
 
社内では、

「仕事上、パソコンに向かうことが多いので、どうしても外に出る機会が少なくなってしまいます。そういう時期は、視野が狭くならないよう、積極的に人と会い、会話をするようにしています。人とのつながりから得られる情報とインターネットからの情報、両方をバランスよく活用していくことが大事なのだと思います」

「先日、海外旅行で多くのことを学び、多くの感動を得ました。その国のことを本で読んだり、インターネットで調べたりしたことはありましたが、実際に行ってみると、まだ知らないことが、たくさんあることがわかりました。物事を知るのに、体験に勝るものはないとあらためて実感しました。これからも、可能な限り実際に出掛けて、自分の目や耳で物事を見極めたいです」

「今はメールやSNSで、多くの人と簡単につながることができますが、コミュニケーションの基本は、実際に会うことだと思います。相手と直接話し合うことで、言葉だけでは言い表せない思いが通じることがあります。そのため人と話をする必要があるときは、たとえどんなに忙しくても、できるだけ直接会う努力をしています」

という意見が出ました。

インターネットで簡単に情報を調べられたり、自動販売機で簡単に買い物ができたり、そんな便利な現代においては、人とのコミュニケーションが煩わしく、面倒に思えることもあるでしょう。しかし、その煩わしさが、人間らしい心をつくる大切な経験の1つであることを忘れてはいけません。また、直接会って感じる人の温もりは、どんな便利さにも代えられない素晴らしいものです。

クリック1つで済ませるのではなく、じっくり時間をかけて経験することを大事にしていきましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。