本日の朝礼「小さなことから」です。

2015年10月8日(木)

おはようございます。

仕事で、どうしてもしなければならない課題があります。課題を進めるには、資料を調べたり、情報を集めたり、することが多くて、なかなか始めようという気が起きません。そのようなときは、どうすればよいでしょうか。5分でもいいからやってみる。それが、課題を乗り切る秘訣です。

乗り気でなかったことでも、始めてみると夢中になり、いつの間にか達成しているというのはよくあることです。まずは小さな一歩を踏み出し、少しずつ前へ進んでいきましょう。

社内では、

「難しかったり、量が多かったりなど、完成までに時間がかかりそうな仕事を前にしたとき、どこから手を付けていいかわからなくなることがあります。そのようなときは、まずは必要な資料を集めるなど、すぐにできることから始めるようにしています。少しだけでも前に進むことで、徐々に全体像が見えてきて、作業が苦ではなくなります。今後は同じような悩みを持つ後輩にもこの話を伝え、指導していくつもりです」

「キャリアアップのために資格試験を受けることにしたのですが、なかなか試験勉強を始められず、結局一夜漬けになってしまったことがあります。満足のいく結果を出すためには、もっと時間をかけて準備し、計画的に勉強をするべきだったと反省しました。これからは、毎日少しずつでも、自分の夢や目標に向き合う時間を作っていこうと思います」

「たとえば、新商品の企画書や、業務の見直しなどの『今すぐ必要ではないが重要な仕事』は、つい後回しになってしまいがちです。いいアイデアが浮かばないときは、何も手が付けられないまま時間が過ぎていくこともあります。しかし、この話を聞いて、ほんの少しでも進めることが大切だと気づきました。今後は、急ぎの仕事だけでなく、将来を見据えた仕事も同時に進めていきたいです」

という意見が出ました。

仕事をなかなか進められない理由はさまざまですが、「本当に完成できるだろうか」という不安があるのも一つでしょう。しかし、何も手を付けずにいれば、不安は大きくなるばかりです。不安を解消するには、少しずつでも前に進んでいくしかありません。迷いながらでも、形にしていくことで、自然とアイデアも湧いてきます。作業が楽しくなってきたころには、しなければならない課題もいつの間にか達成しているはずです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。