本日の朝礼は「新しい視点」です。

2015年8月6日(木)

おはようございます。

永井秀幸さんが描く3Dアートが、世界で話題になっています。

スケッチブック2枚を立てかけ、濃さの違う数種類の鉛筆を使って、紙から飛び出したように見える絵を描くのです。錯覚によって、ある角度からは平面に見えますが、ある角度からは立体に見えるのです。立体だと思い込んで触ると、平面であることがわかって驚きます。

アートの話だけでなく、仕事などにおいても思い込んで進めていることなどがあると思います。さて、あなたは「思い込み」にとらわれていることはありませんか。

社内では、

「思い込みにとらわれないためには、物事を多面的にとらえることが大切です。多面的にとらえるには、知識を増やし、感性を豊かにし、注意力を持つ必要があると思います。そうすれば、1つのものの見方だけではなく、新しい視点で、今まで考えつかなかったアイデアなどが浮かぶと思います」

「人は経験から物事を判断することが多いです。そうすると『これしか駄目だ』といった凝り固まった考えにとらわれやすくなります。しかし、経験から導き出した判断が、正しいものかどうかを見定めることで、より柔軟な考え方ができるのです」

「思い込みのなかにも、よい思い込みがあります。たとえば新入社員のときは、『努力して、同期のなかで何が何でも一番に出世するぞ』と思うことなどです。しかし、仕事を進めたり、さまざまな人と出会ったりすると、当初考えていた『思い込み』も変えていく必要があると思います。それによって新しい人間関係が築けたり、よいリーダーシップを発揮できたりするようになるのではないでしょうか」

という意見が出ました。

仕事をするうえで、「この業務は、このやり方しかない」とか「あの人には、この仕事は向いていない」と考えてしまうことがよくあります。しかし、ものの見方を少し変えたり、やり方を工夫したりすると、新しい解決策が見つかることがあります。柔軟な考え方と視点を持つことで、今まで気づかなかったことに気づき、今まで関わったことのなかった人に出会う機会も増えるのです。柔らか頭で、今日も頑張りましょう!

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。