
おはようございます。
「日本人ほめる達人協会」で理事長を務める西村貴好さんは、自著『人に好かれる話し方41』の中で、「相手を上手にほめることで、より円滑な人間関係を築くことができる」と述べています。
西村さんは、相手の短所にこそ、ほめるべき長所が隠れていると言います。普段、あなたが苦手と思っている人にも、長所は必ずあります。心のフィルターを外し、短所を長所ととらえて、素直な気持ちで相手をほめてみましょう。
社内では、
「人はけなすより、ほめる方が絶対に良いです。その方が、双方、気持ちよいものです。人は、長所より短所の方が多いと思いますので、短所をよく観察して、ほめるべき点を見つけ出して、どんどんほめるようにしていきたいと思います」
「ほめるのが上手な人と下手な人がいます。ほめるのが上手な人は、どのような人のマイナス面でもプラスに転じてほめ、場を和ませます。そのような人を見ていると、頭の回転が良く、スマートに思えます。私も、そのようなほめ上手な人になりたいと感じました」
「すぐに嫌いだとか、嫌だと言うのは簡単なことです。しかし、たいていが、その人のうわべだけしか見ておらず、即座に判断していることが多いです。そうではなく、その人に興味を持ち、置かれている状況や背景を理解したうえで、評価することが大切だと思います。そうすれば、きっとうまくほめることができ、距離が近くなり、関係もうまくいくはずです」
という意見が出ました。
せっかちな人は行動力がある人。優柔不断な人はさまざまな角度から物事を考えられる人。そのように、短所と思われる部分を置き換えることで、長所が発見できます。ボキャブラリーを増やし、表現力を増やせば、さらにほめる力はアップします。人の良い部分に目を向け、仕事に取り組んでいくことが大切です。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」