本日の朝礼は「水と組織」です。

2015年5月22日(金)

おはようございます。

管理職の仕事の中で、最も重要なことは何でしょうか。株式会社武蔵野代表取締役社長の小山昇さんは、日経BPネットの連載コラム「小山昇の『こころ豊かで安全な経営とは何か』」で次のように述べています。

「水と組織は一箇所によどんで動かないでいると腐ります。それをいち早く見抜き、変化を与えることこそ管理職にとっては最重要の仕事です」

言い換えれば、働く環境を整えることこそが重要だということです。あなたは、部下が能力を発揮できる環境を整えていますか。

社内では、

「管理職は、任された裁量内で、部下が能力を最大限に発揮できる環境を整えなければいけません。たとえば相性が悪い2人がいれば部門を分けたり、元気がない部下がいれば受け持ちを変えたりするなどです。それが、管理職にとって、重要な職務だと改めて思いました」

「管理職が環境を整えることは大切です。しかし、社員おのおのが、環境を改善するために、自己啓発したり勉強会などに参加したりすることも、効果があると思います。管理職の仕事を手助けする意味でも、部下は自らが能力を最大限に発揮できる環境を作ることも必要だと感じました」

「以前、リーダーとして部署内で新聞を作ったりして、部下の士気を高めていました。目標や課題を明確に提示することで、問題点が浮き彫りになり、それを解決することで環境を整えていきました。上司には、部下の困っていることを即座に解決する技量が必要だと思います」

という意見が出ました。

管理職の仕事はたくさんあります。中でも、最重要の仕事は、部下の働く環境を整えることです。部下が働きやすい環境で仕事をできるようになると、成果が上がり、部署、ひいては会社全体の利益につながります。上司が、部下の状況をよく観察し、改善していこうという思いを持てば、上司と部下の互いの心が動き、信頼関係が生まれるのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

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