
おはようございます。
先日、あるセミナーで、会社の経営を織物の縦糸と横糸にたとえた話をされていました。
「会社をうまく経営していくには、縦糸である上下関係だけでなく、横糸である、同じ職位や立場の仲間同士のつながりも欠かせません。また、縦糸はしっかりと通し、横糸は少し余裕を持って編むことも大切です。縦糸も横糸も動かないように固く織ると、伸縮性のない生地になってしまいます」
あなたの会社はどうでしょうか。
上下関係をきちんとすれば、報・連・相がうまく機能し、会社の風紀や秩序が保たれます。仲間同士のつながりに余裕を持たせれば、さまざまな意見が飛び交う活発な職場になるはずです。
タテ・ヨコ・ナナメ、織物と同様に、会社にも伸縮性を持たせることが、より多くのお客さまの要望に応える秘訣です。
社内では、
「上下関係だけでなく、仲間同士のつながりも大切ということはよく聞きます。しかし、仲間同士のつながりに『余裕を持たせるほうがいい』という考えは初めて知りました。伸縮性のない組織では、お客さまの需要の変化に対応できないと再認識できましたので、仲間の意見をもっと聞くようにしようと思いました」
「近ごろは、職場内で情報を交換しやすくするために、毎日席替えをする企業もあると聞きます。いつも同じ人の隣にいるよりも、違う人と話をすることによって、新しい情報を得やすくなり、新しいアイデアが生まれやすくなると思います」
「上司と部下の関係も仲間同士の関係も、大切なのはコミュニケーションだと思います。仕事が忙しくなるとコミュニケーションをとるのが難しくなることが多いですので、そんなときこそ、風通しのよい組織をつくる努力が重要だと感じました。それが、お客さまの要望に応えることにつながると思います」
という意見が出ました。
タテ・ヨコ・ナナメ、伸縮性のある組織のもと、意見をぶつけ合うことで、新しいアイデアが生まれます。そのような会社が、一枚のよい織物になります。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」