本日の朝礼は「身口意一致」です。

2015年1月20日(火)

月刊朝礼_コミニケ出版_20150120

おはようございます。

発言と行動が一致しない人は、人から信頼を得ることはできません。しかし、発言と行動が一致している人でも、信頼を得ることができない人もいます。

それはその人の心の在り方が、発言と行動に一致していないからです。

表面的にはよいことを口にし、よい行いをしていても、その人の心の在り方が一致していなければ、人はそれを見破ります。いくら言葉と行動で自分を取り繕っても、根底の心が違えば、その人は信頼されません。

発言と行動だけでなく、自分の心の在り方も一致させ、人から信頼されるようになりましょう。

社内では、

「身口意一致という言葉は初めて知りましたが、とてもいい言葉だと思います。これとは逆の言葉に面従腹背という言葉があります。発言と行動と心を一致させ、人から信頼される人になれるよう精進していきます」

「楽しいことやうれしいことであれば、心を一致させるのは簡単です。しかし、苦しいことや面倒なことであったときに、発言や行動をプラスにしても、心まで一致させるのはとても難しいことです。しかし、まずは発言と行動をプラスにし、徐々に心をそちらに近づけ、身口意一致を実践できるようになりたいと思います」

「人として、ときには心を隠す必要もあると考えていましたが、そもそも隠さなければいけない心を持つこと自体が誤りではないのか、と感じました。誰に対しても、どのような状況であっても、常に人に見せても恥じることのない心を持てるように、自らを鍛えていきます」

という意見が出ました。

発言と行動だけでなく、心も一致させることは簡単なことではありません。常に社会や人のことを思いやり、また感謝する心が根本になければ、ふとしたときに自分勝手な心が出てくるかもしれません。表面的な振る舞いだけでなく、心までも一致させ、相手からの信頼を積み上げていきましょう。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。