
おはようございます。
「勉強しなさい」「片付けなさい」「早く起きなさい」というように、子どもに対して、「○○しなさい」と命令することがあると思います。
子どもが幼い間は言うことを聞くかもしれませんが、年齢を重ねていくと、命令では言うことを聞かなくなってくることもあります。
そこで提案したいのが、子どもが自主的に行動するような質問をすることです。「勉強をすれば世の中のことがわかって楽しいけど、どう思う?」というような質問です。
自主的な行動は子どものやる気を引き出し、創造性を高めます。もちろん失敗することもありますが、自主的な行動の結果と、命令された行動の結果では、その失敗から学ぶものも大きく異なります。
命令ではなく、子どもの自主性を伸ばす質問をして、自らやる気を引き出せる人に育てていきましょう。
社内では、
「子どもに対しては行動をさせるのではなく、自ら行動したくなる『気づき』を持たせることが、教育の要だと思います。またこれは同時に大人の責任でもあります。現在、4歳になる孫がいますが、自主性を伸ばす質問をして、たくさんの『気づき』を持たせてあげたいです」
「子どものころは、父から『勉強しなさい』と命令される環境で育ちました。その結果、勉強することが嫌になったことを覚えています。まだ子どもはいませんが、自分自身はそのようなことはせず、自主性を伸ばす教育をしてあげたいと思います」
「これは人を育てるときも同じだと感じました。命令という外的要因ではなく、自らのやる気が行動の中心にある内的要因の行動をさせることが重要だと思います。部下や後輩に対しても、そのような指導を心がけていきたいと思います」
という意見が出ました。
命令では人の自主性を育てることはできません。自分で考え、自分で行動し、自分で反省することができるように、教え、導くのが大人の役目ではないでしょうか。自主性を伸ばす教育を行い、未来を担う人を育てていきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」