
おはようございます。
日本が戦後の焼け野原から、世界に名だたる経済大国へと復活しちゃ根底には、一体どのような原動力があったのでしょうか。
明治天皇の玄孫である作家の竹田恒泰さんは、自著『日本人が一生使える勉強法』の中で、このように述べています。
「日本が経済大国になれたのは、決して頭のよさや手先の器用さなどが理由ではありません。私たちが持っている労働に対する価値観こそが、その原動力だったのです」
竹田さんは労働に対する価値観を、「労働そのものに幸せを感じながら、会社のため、組織のために何ができるかを皆で問いつづけて実行してきた協力体制」と言い換えています。
これは私たちもぜひ自覚すべき価値観です。お客さまを満足させることに喜びを覚え、共に働く仲間と力を合わせて、会社のため、組織のためにできることを考え、実行していきましょう。
社内では、
「私は今年で68歳になりますが、働けることは幸せなことだと本当に実感しています。労働そのものに幸せを感じているからこそ、前向きで建設的な意見が生まれます。これからもできる限り長く働き、社会に貢献していきたいと思います」
「戦後と現在では、人の価値観は大きく変化し、また複雑になっています。一概に過去の価値観を現在に復活させることは難しいかもしれませんが、過去の経験を振り返り、現在に生かす努力をすることが、今の私たちに求められていことだと感じました」
「労働に幸せを感じるとは、言い換えれば、仕事が好きということではないでしょうか。好きな仕事をすることは難しいことかもしれませんが、今の仕事を好きになる努力は誰にでもできると思います。まずは自分の労働を幸せなものにし、そこから会社、組織のために動いていきたいと思います」
という意見が出ました。
現在はさまざまな価値観があり、一概に労働に対する価値観を「これ」と決めることは難しいかもしれません。しかし、日本人の中に受け継がれてきた価値観を見直すことで得られることも、きっとあるはずです。まずは自分の働きに幸せを見出し、そして会社のため、組織のためにできることを、みんなで考え、実行し、よりよい未来を築いていきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」