おはようございます。
1×1=1。2×2=4。3×3=9。
これは小学生のときに習う九九です。しかし、江崎グリコ株式会社の創業者である江崎利一は、商売においてはこの限りではないと述べます。
「商売は2×2=5(ににんがご)」
これは「2×2=4」はあたりまえとして、そこからさらに人一倍努をし、頭を使って工夫をすれば、「2×2=(ににんが)」は5にもなり、6にもなるということです。自らを高める工夫を怠らず、4より大きな成果を出していきましょう。
社内では、
「仕事のやり方を工夫したり、新しい考え方を取り入れたりすることで、あたりまえ以上の成果は出せます。この姿勢を忘れず、今後も仕事に取り組み、4以上の成果を出していきます」
「5や6を目指すことは大切ですが、まずは基礎をしっかりと身に付け、4の成果を確実に出すことが重要です。特に心の基礎、社会や人のことを思いやる心が根本になければ、いくら工夫をしても、よい結果は出ませんので、それを忘れずに自らを鍛えていきます」
「4以上の成果を出す人もいれば、2や3の成果しか出せない人もいます。大切なのは個人の能力に依存するのではなく、組織として最低4以上の成果を出す仕組みをつくることです。私自身はまず4以上の成果を出す人になり、それを仕組み化していきたいと思います」
といった意見が出ました。
4以上の成果を出す人は、日々読書をしたり、勉強会に参加したりして、自らを高める努力をしています。また逆に努力をせず、工夫もしなければ、4より小さな成果しか出せていないかもしれません。自らの努力と工夫で、あたりまえの壁を全員が越えられるようになっていきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」