本日の朝礼は「まずは自分」です。

2014年11月28日(金)

おはようございます。

「どうしてあの人は、私の言うとおりに動いてくれないんだ」と感じたことはありませんか。

人は自分の思い通りに物事が進まないときに、ストレスを感じます。しかし、全てを思い通りにすることは、誰にもできません。特に、人間関係は、相手がいるため、思い通りになることの方が少ないくらいです。

そこで、イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルが述べた言葉を紹介します。

「誠実でなければ、人を動かすことはできない。人を感動させるには、自分が心の底から感動しなければならない。自分が涙を流さなければ、人の涙を誘うことはできない。自分が信じなければ、人を信じさせることはできない」

まずは自分が誠実に行動すれば、相手は変わる、とチャーチルは述べています。

相手を変えるのではなく、自分が変わる。それが人間関係を円滑にする秘訣です。

社内では、

「相手が思い通りに動いてくれないことにストレスを感じていた数年前は、人を動かすことができませんでした。しかし、自分を変え、相手の立場に立って物事を考え、自分の思いを伝えるようになると、自分の想像以上の行動をしてくれる部下が増えました。これからも心を穏やかに、誠実な行動で部下を引っ張っていきます」

「相手の全てを理解することはできませんが、行動や発言から、相手の気持ちをくみ取ることはできます。相手に寄り添った接し方、伝え方をすることで、自分の思いも伝わるはずです。まずは相手に興味を持ち、相手を知る努力をすることが大切だと思います」

「自分の思い通りに動いてくれないからといって、相手を疑ってはいけません。自分が率先して行動し、アプローチの方法を変えることで、相手が変わることもあります。信頼関係を築き、よりよい仕事をするためにも、まずは相手を信じることを心掛けていきます」

という意見が出ました。

誰にでも、世の中を理不尽に感じることはあると思います。それは、自分の感情で、人を好きになったり、嫌いになったりしているからです。まずは自分が変わり、相手を思った行動を起こすことで、世界は変わります。人間関係を円滑にし、思いやりであふれる社会をつくっていきましょう。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

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毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。