おはようございます。
Mさんは仕事が忙しく、休日もなかなか休みが取れません。そのため子どもと過ごす時間も少ないですが、「家族のため」に頑張って仕事をしています。
先日、イベント開催の仕事がありました。Mさんはイベントの要として忙しくしていましたが、奥さんが子どもを連れてイベントに参加することを楽しみにしていました。
Mさんの子どもは、Mさんの姿を見つけると、ニコッと笑って小さく手を振りました。すぐにでも駆け寄りたいMさんでしたが、どうしても持ち場から離れられず、Mさんも笑顔で小さく手を振り返しました。
その日も帰宅は遅く、子どもはもう寝ていましたが、机の上に「お父さんへ」という手紙がありました。
「お父さん きょうは カッコよかったよ! いつも おそくまで おかあさんと わたしのために はたらいてくれて ありがとう!」
Mさんはその手紙を見て、日々の疲れが一気に吹き飛んだそうです。
社内では、
「仕事は大変ですが、家族の応援が活力となり、毎日業務に励むことができています。いつまでも、家族のために働く父親であり続けたいと思います」
「若いころは、自分のために働くことが正しいと思っていましたが、家庭を持ち、誰かのために働くことの大切を知りました。家族だけでなく、ともに働く仲間や、さらには社会のためを思って働くことが、仕事のやりがいにつながっています」
「息子と話をする機会は少ないですが、一度手紙をもらったことがあります。そこには、感謝の言葉がつづられていました。自分の働く姿を見てくれていたことを知り、嬉しくなりました。これからも、一生懸命働く背中を見せ続けられるように、努力していきます」
という意見が出ました。
仕事に没頭するだけでは、「格好いいお父さん」になることはできません。子どもは、日ごろの親の行動を見ているものです。家族を思いやり、働ける環境をつくってくれていることに感謝し、子どもから誇りに思われるような親になりましょう。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」