本日の朝礼は「心の品格」です。

2014年10月16日(木)

おはようございます。

世界のトップブランドである、「シャネル」の創業者、ココ・シャネルはこのような言葉を残しています。

「『下品』こそ、この世でもっとも醜い言葉。私は、それと戦う仕事をしています」

シャネルは「上品」な服をつくり続け、この世から「下品」を追い払おうとしました。そのために力を尽くした結果として、今の「シャネル」が存在します。また服装だけでなく、心の在り方にも「上品」と「下品」があります。

他人の幸せのためや、社会のために自らの力を使う人は「上品」な心の持ち主です。逆に自己中心的で、自分の幸せのためにだけ力を使う人は「下品」な心の持ち主といっても過言ではありません。

「上品」な心を持つには、日ごろから自分の心の在り方を見つめ続ける必要があります。「下品」な心と戦う気持ちを忘れず、日々の行動を見直していきましょう。

社内では、

「心の品格は、その人の人生全てでつくられています。だからこそ、仕事のときだけ『上品』ということはできません。家庭での振る舞いや、友人たちとの振る舞い、一人でいるときの振る舞いのひとつひとつが、その人自身の品格につながっています。まずは普段の生活を見直し、少しでも品格を高める振る舞いをしていきたいと思います」

「発言にも『上品』と『下品』があります。相手を不快にさせるような人は、『下品』な言葉を使っています。相手の気持ちになって、思いやりのある発言ができる人は、言葉使いが『上品』です。日々の発言からも、『上品』な人になれるように心掛けたいと思います」

「『類は友を呼ぶ』というように、『上品』な人の周りには『上品』な人が集まり、『下品』な人には『下品』な人が集まります。それは自分と同じレベルの集まりの方が、心地いい環境だからだと思います。私自身はまだ『上品』にはほど遠いと感じていますので、まずは自分を磨き、より成長させて行きたいと思います」

という意見が出ました。

『上品』は一朝一夕で身に付くものではありません。育てられた環境や、過去の経験が、その人の品性につながります。だからこそ、誠実な生き方をすることがその人の品格を向上させることにつながります。日ごろから自分の心の在り方を見つめ、行動をすることで、『上品』な心の持ち主になりましょう。

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

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「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。