
おはようございます。
誰の中にも、生きていくための規範があります。ただし、それが自分にとって都合のよいものになっていないか、注意が必要です。大切なのは、社会との交わりや他人からの評価を経た結果として、その規範が生まれたかどうかです。他者とともに生きていくには、他者との関わりの中でも通用するものでなければいけません。独り善がりの規範に注意し、社会からも認められる人になっていきましょう。
社内では、
「自分の規範が、社会に認められるものであるのかどうかは、常に意識しています。人は一人では生きていけません。人とのつながり、社会とのつながりを大事にするということは、他人や社会のルールを尊重するということです。独り善がりにならないよう、今後も気をつけていきたいと思います」
「自分のルールと他人や社会のルールにズレがあると、さまざまな問題が起こります。ときには自分のルールが正しく、他人や社会のルールが間違っている場合もあります。しかし、それをストレートにぶつけては、不必要な軋轢を生むだけです。もしズレを感じたときは、一度落ち着いて考え、違いをきちんと認識してから、冷静に話をすることが大切だと思います」
「若いころは自分が世界の中心だと思っていましたが、今は、その考えが半分正解であり、半分間違いであると感じています。自分の人生の主人公は、他の誰でもない自分自身です。その意味では、半分正解です。しかし、他人の人生の主人公は、私ではなく、その人自身です。その意味で、半分間違いです。自分だけの世界ではないことを自覚し、他人の人生をしっかりと認識することが、共に生きることへの第一歩だと思います」
という意見が出ました。
生まれた国や地域、育ってきた環境や今までに出会った人、自らが体験した出来事や書籍・映画での疑似体験など、たくさんのことが複雑に絡み合って、自分だけの規範があります。個人の規範を尊重することも大切なことではありますが、あなたに独自の規範があるように、他者にも独自の規範があります。独り善がりな生き方ではなく、他者を認め、他者に認められる生き方を目指し、幸福な人生を築いていきましょう。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」