
おはようございます。
私たちはさまざまな情報に囲まれて生活しています。しかし、情報はあまりにも大量にあるため、全てに注意を向けることはできません。むしろ見落としている情報の方が多いです。
そこで脳科学者の茂木健一郎さんは「タグ付け」を勧めています。タグは「荷札」という意味ですが、最近ではデータに付ける「目印」という意味でも使われます。
つまり、自分が触れる情報の中で、感動や違和感があれば、それにタグを付けて覚えておくということです。後でタグの付いた情報をチェックすることで、自分にとって有効なものを発見できるかもしれません。情報に対する積極的な姿勢が、ときに人生を変えることもあります。
社内では、
「現代は情報がたくさんあるため、自分で情報の取捨選択をしなければいけません。より上質な情報、自分に役立つ情報を見つけるには、矛盾しているようですが、情報源を絞ることなく、どんな情報であっても吸収するという気持ちが大事だと考えています。毎日積極的に情報に関わり、自分を成長させていきたいと思います」
「情報を取り入れる中で一番大切なことは、その情報が正しいかどうかを見抜く目を持つことだと思います。新聞であれ、テレビであれ、絶対に正しいということはありません。自分の頭で考え、正しさを見抜けるようになりたいと思います」
「情報の取得には受動的なものと、自発的なものがあります。テレビやラジオは受動的な情報収集で、本や新聞は自発的な情報収集です。個人的には、情報は自分で獲得するものだと思います。誰かから与えられる情報だけを鵜呑みにするのではなく、自ら出掛け、情報に触れる姿勢を今後も忘れないようにしていきます」
という意見が出ました。
アメリカの経営学者であり、社会学者でもあるピーター・ドラッカーはこのようなことを述べています。
知識は本のうちに求めることはできない。本には情報がのっているにすぎない。知識は情報を特定の仕事の達成に応用する能力だ。それは人間の頭脳や手技からのみ発現する。
情報はいくら集めても、それを自分の頭で考えて、行動に移さなければ、情報のまま、姿を変えることはありません。タグ付けをして、有益な情報を手にした後は、その情報をもとに、自らの頭で考え、実際の行動に移して、自らの人生を豊かにしていきましょう!
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」