本日の朝礼は「思い出貯金」

2014年7月9日(水)

おはようございます。

仕事は楽しいことだけでなく、辛いことや苦しいこともたくさんあります。逃げ出したくなるときもあると思いますが、それをチャンスと捉えることも大切です。その局面を乗り切ることができれば、自分を成長させるだけでなく、それは将来しみじみと思い出す出来事になるはずです。そのとき、そのときを一生懸命に生きることは、結果的に将来の「思い出貯金」をしているのと同じです。ありがたいことに、「思い出貯金」に紛失や盗難はありません。困難を乗り越え、たくさんの思い出を作っていきましょう。

社内では、

「仕事は楽しいときもあれば、苦しいときもあります。しかし、いくら仕事が苦しいときでも、楽しく仕事をすることはできます。それは、ともに働く仲間とお互いに支えあうことです。苦しいときの軽口や冗談に何度救われたかはわかりません。何日も家に帰れず、寝ることすらできないような仕事もありましたが、今思い出すと、それらは仲間と楽しく仕事をした記憶になっています。どんな仕事であっても、人間関係が一番大切になると思います」

「『思い出貯金』は言い換えれば『経験貯金』です。しかも、この利息はかなり高いです。仕事の経験はもちろんですが、映画館や博物館、美術館に行った経験や、友だちや同僚と飲みに行った経験、勉強や読書の経験など、どんなことであれ、それは自分の中に貯まっていきます。それが利息として仕事に返ってくると思います。しかし、この利息は意識をしなければ、受け取ることはできません。常に『新しい可能性を探す』ことを考えて、初めて手に入れることができるものなのです」

「これは人生を楽しむ秘訣だと思います。苦しかったことを、今思い出せば楽しい出来事ばかりのような気がします。それに、苦しいときに、ともに戦った仲間や友人、自分を支えてくれた家族との間には深い絆が生まれます。今後もその絆を大事にし、また新しい絆も深めていきたいと思います」

という意見が出ました。

毎日たくさんの仕事があります。中には目を背けてしまいたいほどの難問もあるのではないでしょうか。しかし、そのような仕事にこそ、成果を挙げる覚悟を持って、全力で取り組まなければいけません。それを乗り越えたとき、ともに働く仲間や支えてくれる家族の絆や、自分の成長を実感することができ、またその出来事は、あなただけの「思い出貯金」になります。頑張った分だけ、思い出は深くなるのです。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。