本日の朝礼は「時は来た」です。

2014年6月16日(月)

おはようございます。

人には誰でも、得意なことと苦手なことがあります。しかし、苦手なことでも、挑戦してみたら、案外できるのかもしれません。子どものころに苦手な食べ物が、大人になれば食べられる、もしくは好きになるということと同じです。
人は無意識の内に、自分の限界を自分で決めているそうです。苦手なことに挑戦するのは「大変なこと」と思いがちですが、実はその思いが、自分の可能性を狭めているのかもしれません。あまり気負わずに、軽い気持ちで「今ならできる」と思ってみることが、苦手を克服するきっかけになるのではないでしょうか。もしできなくても、「もう少し時間がたてばできるかも」と思うくらいで、ちょうどいいはずです。

社内では、

「算数、数学、経理など、数字に関わるものが苦手でした。しかし、以前、勤めていた会社で急に営業部へ異動になり、数字漬けにされたことがあります。全ての判断を数字で行いましたので、数字がわからなければ話にならず、生まれて初めて電卓を買いました。数字を2年間毎日追いかけていれば、苦手だった思いもなくなり、今ではどちらかと言えば強い方になったと思います」

「まずはチャレンジすることが大切です。人には得意・苦手はありますが、それを理由に新しいことをしないのは、もったいないと思います。自分の新しい可能性を見つけるために、常にチャレンジ精神を忘れないようにしたいと思います」

「仕事においては軽い気持ちで『できる』と引き受けるのはよくありません。もしできなかったときに、一番大切なお客さまの信頼を失ってしまうことになります。仕事は現在の業量、新しい仕事の内容、納期などをしっかりと把握し、その時点において最高のものを納品することこそが重要です。それがお客さまの信頼につながります。ただし、仕事の幅を広げるために、自分の知識や技術を増やすためのチャレンジはしていかなければいけないと思います」

という意見が出ました。

自分の可能性を自分で狭めてしまうのは、大変もったいないことです。「これは私にはできない」と思っていれば、実際にそれはできません。しかし、多少無理なことであっても「私にはできる」と思えば、できることは数多くあります。自分の可能性を広げるには、まず自分の意識から変えることが大切です。まずは軽い気持ちで「今ならできる」と考えてみてはどうでしょうか。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

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「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。