本日の朝礼は「全てにありがとう」です。

2014年6月9日(月)

おはようございます。

幸せな日々を過ごすための秘訣があります。それは全てのことに感謝をすることです。自分を産んで、育ててくれた両親、平和で安全な日本、仕事をさせてもらえる会社、時間通りに来る電車、悪いところを指摘してくれる上司、クレームを伝えてくれるお客さま、全てのことに「ありがとう」と口に出して感謝を伝えるだけで、あなたの毎日はきっと変わります。まずは「ありがとう」と声に出しましょう。

社内では、

「まずは、『あたりまえ』のことに気づくことが大切です。気づくとは、あたりまえの裏側にある努力や貢献に『有り難い』という気持ちを持つことです。そして、その気持ちを相手に伝えることが重要です。『ありがとう』と声に出し、何事にも感謝の心を持って取り組めば、毎日がプラスに変わっていくと思います」

「子どものころに祖父から、『全てに感謝しなさい』と教えられました。そのため、わが家ではお風呂に入ったあとは、『キレイにさせていただきありがとうございます』、トイレを使ったあとは『使わせていただきありがとうございます』と心の中で言いながら、一礼することがルールとしてありました。子どものころは、わかりませんでしたが、大人になってから、この教えの素晴らしさ、有り難さに気づくことができました」

「今日気づいたのですが、私は『ありがとう』より先に『すみません』が出てしまいます。しかし、それではマイナスだな、もったいないなというように感じました。これからは、まず『ありがとう』を声に出すことを心掛けたいと思います」

という意見が出ました。

日本とヨーロッパで活躍するピアニストのフジ子・ヘミングさん(本名:イングリッド・フジコ・フォン・ゲオルギー=ヘミングIngrid Fuzjko Von Georgii-Hemming)は、このように述べています。

神にただ、「ああしてください」「こうしてください」と願い事をするだけではいけない。自分のいまの状態から幸せを考えもしないで、もっといい状態を得たいと欲望だけをぎらぎらさせている人が多い。いつも「どうもありがとう」と、いま生かされていることへの感謝の気持ちを持たないと。

感謝の心を持てば、今の自分の幸せに気づくことができます。自分の幸せに気づけば、他の人の幸せにも気づくことができるようになり、幸せの輪を広げていくことができるはずです。

今日もみんなで「ついてる! ついてる!」

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

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