おはようございます。
4月に入り、新入社員の皆さんが職場にやってきたと思います。社会人になると、決められた授業や宿題などはありません。しかし、それは「もう勉強しなくてもいい」ということではありません。むしろ、学校で学んだことを生かし、社会人として、これからは自分で勉強をしなければいけません。もしわからないことがあったとしても、「知らない」「わからない」とすぐに言うのではなく、まず「勉強します」という前向きな言葉をプラスすることが大切です。これは新入社員だけの問題ではありません。若手、中堅、ベテラン社員も、常に勉強する気持ちを忘れてはいけません。「勉強する」という前向きな言葉が、前向きな姿勢をつくり、多くのことを吸収できる素地をつくっていくのです。
社内では、
「新入社員に限らず、『知る』ための努力は必要です。『自分はもうわかっているから、勉強なんていらない』『それは自分の範囲外だから、知る必要はない』という、うぬぼれや態度が自分の成長を止めてしまいます。知らないこと、知りたいことに、気づくためにも、『知る姿勢』を持つことが大切です」
「知らないことがあるのは、あたりまえのことです。だからこそ、余計なプライドなどを持たずに、素直に『教えてください』と言うことが大切です。教えてもらうときには、相手が年下であっても、誰であっても、謙虚な姿勢と、前向きな気持ちを持たなければいけません。これは物事を教えてもらうための最低限の礼儀だと思います」
「1回目の『知らない』『わからない』は当然のことだと思います。しかし、同じことを2回、3回と聞いてはいけません。教わったことを忘れないためにも、1度目にしっかりと話を聞き、またメモをとるのが、教わるときの常識です。そのうえで、追加の不明点や、応用的なことに関しては、『教えてください』と尋ねればいいと思います」
という意見が出ました。
自動車会社フォード・モーターの創設者であるヘンリー・フォードは、学ぶことについて、このような言葉を残しています。
20歳だろうが80歳だろうが、とにかく学ぶことをやめてしまったものは老人である。 学び続ける者は、みな若い。人生において一番大切なこと は、頭を若く保つことだ。
学ぶことを止めてしまえば、あなたの成長はそこまでです。逆に言えば、学び続ける限り、あなたはどんどん成長していきます。もっと素晴らしいあなたに出会うために、学ぶ姿勢を持ち続けましょう。
今日もみんなで「ついてる! ついてる!」