本日の朝礼テーマは「構えたところに」です

2019年8月1日(木)

プロ野球の実況中継をするアナウンサーは、新人時代に試合のビデオを見ながら実況の練習をするそうです。「高く上がったボールの説明」で先輩は、新人に次のように教えます。「高く上がったボールばかり見ていてはだめだ。野手の動きを見ろ。ボールは野手の構えたグローブのところに飛んでくる」
これは仕事や人生にもヒントを与えてくれます。高く上がったボールは、職場や学校では問題を抱えて悩む社員や生徒、アナウンサーは、上司あるいは教師です。本人だけでなく、周囲の状況を探ることが大切です。

 朝礼のスピーチに使える! 社員教育に役立つ『月刊朝礼』

社内では、
「『木を見て森を見ず』という諺があるように、近くしか見ていないと物事を見失うことがあるので、幅広い視野で物事を見ることが大切だと思います」 

「野球のラジオ中継をよく聴いていますが、情景がうまく描写されていて、いつも感心します。奥行きのある解説と表現が臨場感を伝えてくれるのです」 

「アナウンサーは想像力が大切だと思います。こう表現すれば視聴者にも伝わるということを、常に想像しながら解説しているのでしょう。仕事でも参考にしたいです」

という意見が出ました。

問題がある場合は、本人だけでなく、周囲で見守る人から話を聴いたり、本人が周りとどのように接しているかを観察したりすることで、問題の本質が見えてくることもあるのです。

今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀

月刊朝礼

『月刊朝礼』は、中小企業の「人づくり」を成功させる朝礼専門の冊子です。

1日1話で心の「歯みがき」。毎日の朝礼を社員教育の時間に。

「感謝」「思いやり」「自立」「成長」を主なテーマにした1日1話の記事を、毎月1冊にまとめた朝礼専門の月刊誌です。1年間で12冊365日分を毎月お届けします。やる気を引き出し、成長を促す前向きな記事は、朝礼での活用に最適です。
毎日の「歯みがき」の習慣が健康な歯につながるように、毎日続ける「朝礼」の積み重ねが従業員の心を成長させ、良い社内風土をつくります。