「世界のクロサワ」と称された映画監督の黒澤明さんは、完璧主義で頑固な印象を受けますが、他人の言葉に耳を傾け、受け入れる柔軟さも持っていました。
最初から映画の道を目指していたわけではなく、縁あって映画監督の助監督採用試験に合格ものの気が進まなかった黒澤さんは、父の「何事も経験」の言葉に背押されて映画界に入ります。
つらい仕事で辞めようと思ったときも、先輩の助監督になだめられ、素直に聞き入れ、生涯の師、山本嘉次郎さんと出会います。そうして世界のクロサワは生まれたのです。
社内では、
「この話を聞いて、自分の軸を持ちつつも、人の意見も素直に聞くことの大切さを学びました。意固地にならず、人の意見を聞き入れようと思います」
「黒澤さんも先輩を尊敬していたから、話を聞いたのだと思います。日頃からのコミュニケーションと関係づくりが大切だとあらためて感じました」
「黒澤さんは最初はつらかったけれども、先輩の話や行動を見て、やりがいや楽しさを見つけたのだと思います。私もこの会社でやりがいを見つけたので、気持ちがわかります」
という意見が出ました。
仕事において、自分の考えや信念を持つのは大切なことです。しかし、固執しすぎると、大きなチャンスを逃すこともあります。人生の先輩たちの言葉は素直な気持ちで聞くようにしたいものです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀