「可畏き物を迦微(かみ)とは云うなり」
江戸時代の国学者、本居宣長は、日本における「神」をこう定義しました。
「可畏き物」とは、畏怖すべきもの、という意味です。尊いもの、善いもの、功績のあるものだけでなく、悪いもの、不思議なものなどを含む人間には計り知れない力を及ぼすものを指します。
人間は、自然の驚異を前にしては、なすすべもありません。これからの時代は、自分たちが「生かされている」存在であることを再認識することが大切です。
社内では、
「先日の台風21号や北海道地震でも自然の驚異を感じました。自然の恐ろしさが身に染みてわかりましたので、これからは甘く見ずに行動します」
「人間の科学的進歩を見ていると、自然をも凌駕する力を持っているかのような錯覚を得ます。しかし、自然にはかないません。自然と共存する生き方が重要です」
「自然を破壊してきた過去を反省し、自然を大切にしていくように身近なことから取り組もうと思います」
という意見が出ました。
利己的な心を克服し、助け合う気持ちを持つという自然の法則に適った生き方こそが、心を安心かつ平和に保つことにつながります。自然に生かされている気持ちを大切にしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀