戦国大名の一人で、駿河の国を治めた今川義元の今川家は、人質として隣国の松平家から後の徳川家康である竹千代を引き取りました。
義元は竹千代の教育について、家臣に「むごい教育をせよ」と言いました。
「むごい教育」とは、つらく当たることではなく、徹底的に甘やかすことでした。
甘やかされるとは、自分で考えたり、困難を乗り越えたり訓練をせずに過ごすことです。
「むごさ」は確実に恐ろしい結果をもたらします。
社内では、
「将来の敵将を腑抜けにするために、甘やかすという作戦はすごいと感じました。現代にそのまま反映することはできませんが、興味深い考え方です」
「子どもを甘やかせすぎるのはよくないですが、厳しくし過ぎたり、かまわなかったりしても良くないと思います。子育ては奥が深く、難しいものだとあらためて感じました」
「甘やかされても、受け手の考え方やその後の環境などで変わることがあるので、一概にはいえませんが、一般的には困難を乗り越える力がつかないなどと思われがちです。困難に乗り越えられるような教育をしようと、あらためて感じました」
という意見が出ました。
子どもも部下も甘やかしすぎると、なかなか成長しないことがあります。しかし、丁寧に躾けたり教育をすることは大切です。褒めたり叱ったりをバランスよく取り入れて、教育することが重要です。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀