
「庚申信仰」。人の体内に三尸の虫がいるとされ、60日に一度巡ってくる庚申の夜、人が眠った後に体から抜け出して、神さまにその人の罪を報告するそうです。
眠らないと三尸は体から抜け出さないため、報告を阻止するために、その夜は眠らずに夜明かしをするという習わしがありました。
本日は庚申の日に当たります。自分自身の心に恥じない行いができているか、今一度反省してみましょう。
社内では、
「三尸の虫を初めて知りました。自分と向き合うことは怖いことですが、60日に一度、自分の行動を振り返り、間違った生き方をしていないかを確認することは大切だと思います。今後取り組んでいきます」
「三尸の虫に報告される罪がないよう、正々堂々と生きられる行動を取ることが大切です。自分自身の心と常に対話しながら行動すべきだと感じました」
「自身の行いは、他人には隠せても、自分はごまかせません。自分に正直に生きていれば、ぐっすりと眠れるはずですので、天が見ているつもりで誠実に生きていこうと思います」
という意見が出ました。
三尸の虫は自分の良心だといえるかもしれません。庚申の日の夜明かしは、定期的に自らを振り返るために必要な機会だったのでしょう。夜はぐっすり眠るためにも、普段の心掛けを大切にしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」