
俳優の田口トモロヲさんが、かつて映画の端役をもらったときのことです。
世話役の男性が「あなたのような普通の顔をした人に頑張ってほしいんだ」と言いました。
彼も俳優として活動していましたが、自分の個性のなさに限界を感じて道を諦めてそうです。
この男性の言葉をきっかけに「無個性な顔は白いキャンバス。だからどんな顔にもなれる」と
無個性に悩んでいた気持ちを振り払い、俳優を続ける覚悟ができたそうです。
社内では、
「個性のない人はいないと思います。特徴がないことも強みと捉えればよいのです。物事を負に捉えないことが大切です」
「上司や教育者は、個性がないように思える人の個性を見つけて伸ばすことが必要です。少しでも得意そうに思えるものを見つけるように観察し、助言しましょう」
「白いキャンバスは、どのような色にも染まることができます。誰かの影響で何かができるようになったとしても、それも才能です。自分を卑下せず、前向きに取り組むことで新たな強みを発見できます」
という意見が出ました。
もしもあなたが「自分には強みがない」と思っているのなら、それはチャンスです。さまざまな仕事や役割で活躍できるような可能性を秘めているのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」