
サン・テグジュペリの小説『星の王子さま』にこんなくだりが出てきます。
「おとなというものは、数字がすきです。
新しくできた友だちの話をするとき、
おとなの人は、かんじんかなめのことはききません」
つまり、大人は子どもと違って
その人の性格や好きなものといった「肝心要」なことを知ろうとはせず、
年齢や身長、収入などの数字で相手を理解したつもりになっているということです。
人の気持ちは、数字で置き換えることはできないのです。
社内では、
「今日は家を出るときに、息子とチョコレートの数を競ってきたので、恥ずかしい気持ちになりました。数ではなく、気持ちが大切だと思いました」
「数字が全てではありませんが、重要であることは確かです。ただ、好意があれば、会話の回数も増えたりするので、数字に固執し過ぎないように心掛けます」
「数字は判断のバロメータになりますが、人を判断する場合は、相手の本質を見抜ける目を磨いていきたいです」
という意見が出ました。
大事な人から花束やプレゼントをもらったときは、数字のことを考える人はいないはずです。今日はバレンタインデーです。チョコレートをあげる人も、もらう人も、素直な気持ちで「ありがとう」を言いましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀