
病院の事務局で働くNさんは、
引っ込み思案で人見知りをする自分の性格を、
短所だと気にしていました。
しかし、患者さんと接するとき、
同じような性格の人に配慮できるようになったそうです。
困っている患者を見掛けたら、
「何かお困りですか」と優しく声を掛けます。
いつも謙虚で丁寧なNさんの行動を、
職場のみんなも見習うようになりました。
長所は主張したくなるものであり、
時として人を傲慢にする一方、短所は人を謙虚にし、
努力する気持ちにしてくれるものです。
社内では、
「長所が時に傲慢になるということに気づかせてもらいました。逆に短所を認め、修正しようと思うことから改善できると感じました。短所に向き合おうと思えた良い機会でした」
「短所は自分で気づくのは難しく、人から指摘されないと気づきにくいものです。また指摘されると素直になれないこともあります。やはり謙虚な気持ちで受け止め、変える気持ちを持つことが大切です」
「自分の短所を自覚していると、同じような性格の人の気持ちがわかるので、配慮ができるようになると思います。謙虚で丁寧な姿勢が周りにも伝わります。その点を心掛けて、短所とうまく付き合っていこうと思います」
という意見が出ました。
自分で自分を「駄目だな」と思うことは誰にでもあることでしょう。しかし、だからこそ気づくことや学ぶこともあります。短所を自覚し、努力することで魅力に変わることもあるのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」😄☀