
おはようございます。
中高一貫校である品川女子学院は、「28プロジェクト」という教育目標があります。28歳になったときに、社会で活躍できる人材を育てることを目指し、生徒に教育を行うというものです。同校では、大学受験をゴールと見なさず、その先を見据えています。漆紫穂子校長は、自立した大人になるために必要な「志・使命感」と「スキル」の2つの側面を10代のうちから育てているのです。
社内では、
「進学率を上げるために受験に力を入れる高校は多いですが、品川女子学院は、大学受験は人生のキャリアの通過点と捉えている点がすごいと感じました。そのため、受験には回り道と思われる授業を取り入れたにもかかわらず、結果的に進学率が上がったそうです。今は不要と思われることでも、先のことを考えて取り組むことが大切だと知りました」
「学生時代、企業とコラボする授業がありました。事前に社会経験ができるため、新しい視点で仕事というものを見ることができました。将来の展望が開けるため、よい試みだと感じました」
「成功している人というのは、先の目標を見据えて実践していると思いました。そのためには身近な目標もコツコツ達成していくことも大切なので、長期も短期も両方を見据えて冷静に判断することが大切だと思います」
という意見が出ました。
誰かを育てたり、自分が学んだりするとき、目先の目標だけにとらわれていないでしょうか。短期的な目標達成はもちろん大切ですが、広い視野で将来を考えれば、さらに違った展望が見えてきます。後回しにしている教育が、未来では大事になるかもしれません。10年先の成長を考えたとき、今、何をするべきかが見えてくるはずです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」