
おはようございます。
新入社員のKさんは、研修を終え、正式に配属先が決まりました。これから、いよいよ実際の業務に取り組みます。Kさんの教育を担当した先輩は、配属の初日にこう言いました。「仕事を教える前に、会社の歴史と、この部署ができた経緯、社内の役割を話しておくから、しっかり肚に入れておくように」。先輩が話す内容を聞いて、漠然としかわかっていなかった会社や仕事の全体像が見えてきたような気がしたKさんでした。
社内では、
「他社の会社案内の沿革を見ていると歴史を感じます。自社の歴史を見てみると、あらためてその重さがわかりました。会社の歴史を背負っていると思い返しながら、今まで以上に仕事に励もうと思います」
「シニア社員として働いていますが、いつも初心を忘れず、新入社員の気持ちで取り組んでいます。お客さまだけでなく、社員間でも新鮮な気持ちで接するよう心掛けていています」
「新たな物語を作るということには2種類あると思います。1つは、これまでの歴史の続きを作ること、もう1つは、今までなかった全く新しいものを生むことです。それら両方を見据えながら、真摯に仕事に取り組んでいきます」
という意見が出ました。
同じ仕事をする場合でも、自分の立ち位置や、事業の背景がわかっているかどうかで、責任感やモチベーションは変わります。これまでの事業の継承や全く新しい事業の開始など、さまざまな形で会社の新しい歴史は刻まれていきます。社員一人一人が同じ思いを胸に進むことが大切なのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」