
おはようございます。
Fさんの祖父は、こんな話をしてくれました。「昔は、恩師から『親の言うことは、きちんと聞かないといけない』と教えられた。わしは、ある日、父から下駄を履いていけと言われ、母から草履を履いていけと言われた。双方の意志を尊重したくて、右足に下駄、左足に草履を履いていったんだよ」と笑いました。話を聞いて、Fさんも両親の願いをかなえたいと思いました。
社内では、
「私は両親と離れて暮らしているので、しばらく親孝行をしていないことを反省しました。これを機に実家に連絡を取り、感謝の言葉を伝えたいです」
「物をあげたり、感謝を述べたりすることだけが親孝行ではありません。親にとって何よりうれしいのは、子どもが元気でまっすぐに生きていることだと思います」
「親への感謝の気持ちはあっても、いつも照れくさくて言葉にできていません。この話のように、行動で両親への愛情を表現できたらいいなと思いました」
という意見が出ました。
「考は百行の本なり」といいます。自分を生み育ててくれた親に孝養を尽くすことこそ、道徳実行の基本であるということです。子どもは、親からの愛情を自覚すると、自然と親を敬う心を身に付けるものです。恩を忘れず、親に感謝して親孝行しましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」