
おはようございます。
放送作家の小山薫堂さんは、飛行機でトイレを使うと、必ず洗面台の周りを、ペーパータオルで拭いてから出るそうです。次の人のためにきれいにするだけでなく、自分は優しい人だなと思える瞬間を意識して作るのだといいます。誰も見ていないところで、このようなことをしている自分の姿に満足するのです。小山さんは「自称いいことナルシスト」と言っています。
社内では、
「私は同僚や妻から『いいことをしている自分に酔っているよね』とよく言われます。しかし、ごみを拾ったり、高齢者に席を譲ったりすると気持ちがいいため、率先して実践しています。人の評価を気にするよりも、自分がいいと思うことをコツコツと続けていきたいです」
「次の人のことを思いやる行動は、よいことというよりも、あたりまえのことと捉えることが大切です。次の人が不快に思うことを放置するのは悪いことだと意識し、見て見ぬふりをしないようにしています。これからもあたりまえのことを実践するようにしていきます」
「よいことをすると、褒めてもらったり、みかえりを求めたりしがちです。しかし、小山さんのように、誰も見ていないところで、自己肯定しながら、意識して実践することが重要だとあらためて気づきました。何の得にもならないと考えず、自分の幸せのためと考えて、小さなことでも取り組んでいきます」
という意見が出ました。
小山さんは、部屋のカーテンについた虫を逃がしたり、缶コーヒー1本分の寄付をしたりもするそうです。それを続けていると、そのうちに本当にいい人になって、神様が味方してくれる気がするそうです。すると身の回りでいいことが起こるようになり、信頼につながって運がよくなっていくのです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」