
おはようございます。
究極のトーストが焼けるトースターの製造で人気を博している「バルミューダ」という家電ベンチャー企業があります。社長の寺尾玄さんは、6年前、完成したばかりの扇風機を持って向かった先は芸能事務所でした。商品に自信を持っていた寺尾さんは、出入りする人たちから不審な目で見られても、家電好きのお笑い芸人を待ち続けました。その真剣な姿勢に、芸人は心を打たれて、番組で紹介されたのです。
社内では、
「自分が本気でないと相手には伝わらないですし、本気だと必ず伝わります。何事も本気で体当たりしていきます」
「本気さや必死さは、自分で気づいたり、感じたりしないといけないもので、人から言われて発揮するものではありません。情熱は自信作を生み、恥や外聞もはねのける力になります。必死に取り組む姿勢は人の心を動かすのです」
「職場でも、本気の人とそうでない人がいると結束力は生まれません。全員が本気で取り組んでいる企業は成長する基礎ができていると思います。これからもリーダーとしてグループをけん引するとともに、全員がやる気を出せる雰囲気を作っていくつもりです」
という意見が出ました。
寺尾さんは「恥ずかしいのは我慢すればいい。本気や必死さは絶対に通じる」と言います。真剣な態度は相手に伝わり、必ず受け入れられるはずです。もちろん適当な商品やサービスではいけません。根本に価値ある商品開発や高いサービスがあってこそです。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」
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