
おはようございます。
ある寒い日の夕方、10分遅れで到着したバスに、人々は並んでいた順に乗り込んでいました。列の途中に足の不自由な高齢者がいて、乗車口のステップに足を上げることができません。すると乗降口付近に座っていた女子高生が立ち上がって手を差し伸べました。さらに座っていた席を譲ったのです。彼女は普段から高齢者施設でボランティア活動をしていたのです。
社内では、
「昨日は成人式でしたが、この女子高生のように心優しい若者が増えると、日本はよりよくなると思います。しかし、若者だけに期待する前に、大人が見本を見せなければいけません。小さな行動が周囲を変えることを忘れず、一人一人が努力していきましょう」
「高校生の頃は、あまり電車で高齢者に席を譲りませんでした。しかし、大人になるにつれてその大切さが理解できるようになり、勇気を出して譲るようにしています。他人の喜ぶ顔を見るとうれしくなるので、これからも積極的に続けていきます」
「看護師や介護ヘルパーなどをしている友人は、困っている人を見るとさりげなく手助けをします。仕事柄、当然のことになっているからです。善行は習慣化することが大切です。私も小さな善を積んでいきます」
という意見が出ました。
人を手助けする行為は、突然できるものではありません。普段から心掛け、実践することで、自然にできるものです。それは、「若いからできない、年齢をへているからできる」というものではなく、個人個人の意識によります。相手を変えるのではなく、自分が変わる意識で、周りの目を気にせず、勇気を出して実践していきましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」