
おはようございます。
アメリカで「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルースの元に、難病で苦しむ少年の父親から、息子を元気づけるためにサインボールをお願いしたいと電話がありました。彼が直接会いにいくと、少年から「ワールドシリーズで僕のためにホームランを打って欲しい」と頼まれます。快諾するとともに「病気なんかに負けないで頑張れ」と励ましたそうです。約束を守ってホームランを打ち、少年は彼から希望をもらい、苦しい治療を乗り越えて難病を克服したのです。
社内では、
「思いやりのある言葉は人を元気づけますが、一方トゲのある言葉は人を傷つけます。人を傷つける言葉を口にしないことを心掛けながら、言葉だけでなく思いやりの心をもって、人に接するように努力します」
「苦しい時期に掛けてもらった言葉で、救われたことがあります。勇気づける言葉を掛けてくれた人とは、今でも付き合いがあります。相手を思いやる言葉が、その人の人生を決めることがあると思うので、いつも相手を思いやる言葉を掛けていきたいです」
「思いやりのある言葉を掛けてもらっても、素直に受け止められる心がなければ身になりません。若い頃、自分のことを思って言ってくれていた親に対して、反抗的な態度をとっていた時期がありましたが、今振り返ると、ありがたかったと感じます。素直な心で人の言葉を受け入れたいと思います」
という意見が出ました。
言葉には人の心を動かす力があります。相手の心を大切にする優しい言葉には力があり、勇気を与えます。また言葉の力は、言った本人にも作用するものです。日頃から思いやりのこもった言葉を使うことを心掛け、相手も自分も元気づけるようにしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」
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