
おはようございます。
Tさんが仕事を終えて帰宅していると、前の電車で車両故障が発生し、Tさんが乗車中の電車が止まりました。車内の様子を見にきた車掌に、一人の乗客が「いつになったら動くんだ。きちんと説明しろ」と詰め寄りました。すると大学生らしき若い男性が、「事故は不測の事態ですから、文句を言うのではなく、僕らにできることを考えませんか」と提案しました。
社内では、
「事故などで電車が止まることに遭遇すると、駅員に文句を言う人をたまに見掛けます。言っても仕方がないとなぜわからないのか不思議です。もっと、目の前で困っている人を助けることに目を向けることが大切です」
「駅員に詰め寄り、大声で怒鳴っている人を見ると気分が悪くなりますし、品性がないと感じます。感情をコントロールし、他の人を落ち着かせる勇気を持ってこそ、大人だと思います。そんな勇気を持ちたいです」
「電車の遅れは、イライラを引き起こし、駅側の人にその責任を求めがちです。しかし、乗客の安全を考えて確認をしているのだと、相手のことを思う気持ちが大切です。そして、助け合う気持ちを持てる社会を築いていくべきだと思います」
という意見が出ました。
電車が止まったとき、「僕らにできること」はいろいろあります。たとえば「具合の悪そうな人がいたら席を替わる」「知った情報を周囲の人に伝える」などです。若者の勇気ある行動がよい雰囲気を周りに広げ、思いやりの気持ちをつなげました。駅員の苦労やつらい乗客の気持ちなどを思いやることのできる、温かい気持ちを持つようにしましょう。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」