
おはようございます。
国内で震災などが発生したとき、善意から被災地に衣類を送る人が多いようです。しかし、洗濯していない毛布や下着、保温性の低い衣服などを送ることは、受け取る人のことを考えていないと思われても仕方がありません。「ないよりは、あったほうがまし」「きっと役に立つだろう」などという想像力のない考えでは、心から相手の立場になっているとはいえません。
社内では、
「東日本大震災の被災地で問題になったことを思い出しました。私たちはこのような経験を積み重ね、課題を改善していくべきです。経験を踏まえて、より困っている人の役に立つ支援をしていこうと思います」
「私は被災したことがないので、被災者が何を必要としているかは、憶測でしかわかりません。そのため、現地に行った人のブログやボランティア団体のサイトなどを見て、本当に必要なものを送るようにしています。自己満足にならないよう、正しい情報を集めたうえで、さらに想像力を働かせて支援をしていきます」
「先日、ユニクロに古着を返却しました。使える物は難民や避難民、災害被災者などへ送り、使えないものはリサイクルされるそうです。必要としている人に、必要なものが届く近道だと思うため、今後も少しずつでも協力していきたいです」
という意見が出ました。
世界には困難な環境で暮らし、生活の援助を必要としている人が大勢います。また、東日本大震災や熊本地震など、復興途中のために不自由な環境で暮らしている人もいます。衣料に限らず、困っている人が一人でも「快適でよかった」と思い、笑顔になれる支援を、一人一人が続けていくことが大切です。
今日もみんなで「ついてる!ついてる!」