
おはようございます。
中国の古典『易経』に「善行を積み重ねていかなければ、信頼を深めることはできないし、悪事は積み重ねなければ、身を滅ぼさない。しかし、度量や品性に欠けた人間は、小さな善行などやっても無駄だと考えて行わないし、小さな悪事ならたいしたことはないと考えてやめない」とあります。
社内では、
「何げない言動は、日々、自分が考えたり思ったりしている心が表に現れたものだと思います。日頃から、小さな善行を習慣にしていると、自然に行動できるようになるはずです。今後、さらに善行を積んでいこうと思います」
「時として、会議や待ち合わせの時間に遅れてしまったりすることがあります。小さな悪事ならやっても構わないと思いがちですが、それはよくないことだと気づき、微善を積むことが大切だということを学びました」
「京セラの創業者の稲盛和夫さんも、書籍のなかで、『小さな善行を積み、信頼を深めていれば、いつの間にか事業が大きくなっていた』と述べています。小さなことができなければ、大きなことを為し得ることができないことを、あらためて意識しました」
という意見が出ました。
ゴミが落ちていれば拾う、高齢者に席を譲るなど、小さなことでも善いことは実行すべきです。逆に、人が困っていても知らない顔をしたり、誰かの悪口を言ったりするのは、あらためるべきです。小悪に気づいて改善し、小善の大切さを自覚すれば、よりよい人生を送ることができます。